25th
被験者に同じ文章を読んでもらう。まず、(1)ウェブサイトのように一画面に収まりきらない文章を、上に送りながら読み取るスクロール方式(2)紙のように「ページ」として文章が表示された画面を切り替えながら読み取る方式、の2種類に分ける。
さらに読んだ後、内容について設問に答えてもらう際に、(ア)文章を読み返さずに回答する(イ)文章を参照しながら回答する、という条件に分けて、正解率と作業時間の双方から作業効率を測る。
すると(ア)の場合はスクロール式のほうが優位だが、(イ)だとページ式のほうが正解率が高く、作業時間は短くて済み、全体的な作業効率も高かった(グラフ1参照)。内容を把握したり読み返したりするときに、「2ページ目の、あのあたり」といった構成感覚が、記憶の手助けをするからだ。
アマゾンの戦略はシンプルだった。(1)Kindleに通信機能をつけ、端末から直接、書籍を買えるようにする。(2)購入時にかかる通信代は、アマゾンが負担する――。
それまでの電子ブック端末は、パソコン経由でしか書籍データを読み込めなかった。そこに通信機能をつけ、負担をアマゾン持ちとすることで、利用者は手元に端末さえあれば、いつでもどこでも通信コストを気にすることなく書籍を購入できるようになった。
特に二つ目の戦略は、野口にとって予想外だった。通信代を負担して、黒字になるのだろうか。
だが、よく考えれば、電子書籍はほとんどがモノクロで文字中心のため、1冊丸ごとダウンロードしても、データ量は音楽1曲分の4分の1程度にしかならない。通信コストは大きくはないのだ。「電子ブックならではの手法なんです。それも、コンテンツと端末を一体運営していればこその発想だった」と野口は振り返る。
逆に、取次が「卸」と「金融」機能の両方を持っているがため、電子書籍は普及できないですね。
取次にソッポを向かれたら出版社は大手でさえも倒産です。出版社側は本音では死に在庫を減らせる電子書籍に賛成ですが、取次の存在があるので表立って「全面賛成」とは言えないのが現状です。
電子書籍に、取次、書店の旨みがありません。
また、Amazonでさえも新刊本は日本出版販売からの仕入です。大阪屋さんから変更されました。Amazonでさえも日本では取次からソッポを向かれたら新刊本は仕入れられなくなります。
Amazonは国税局との取り決めで、1タイトルあたり一定の在庫(約2週間程度で売れる量)以上の在庫を保有できないことになってます。
また、古い本は出版契約自体がWEB化を前提としていないため、1冊1冊再契約締結か法整備で全体を包括しないとダメなので、そこが問題ですね。
東京都内の女子学生(21)の自宅に4月初旬、就職先として応募したカゴメから小ぶりの段ボール箱が届いた。約1カ月前、同社への就職を希望して履歴書や志望動機などを記した書類を送っていたが、数日前に「不可」という選考結果がメールで届いたばかり。箱には、同社のジュースと調味料が詰められ、添えられたカードにはこう記されていた。
「今回はご期待に沿えませんでしたが、就職先として興味を持っていただき、大変感謝しております」
学生は「何時間もかけて書類を作って応募しても、メール1通で不採用を通知する企業が多い。そんな企業の商品は買う気はなくなる。丁寧な対応が新鮮だった」と話す。