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被験者に同じ文章を読んでもらう。まず、(1)ウェブサイトのように一画面に収まりきらない文章を、上に送りながら読み取るスクロール方式(2)紙のように「ページ」として文章が表示された画面を切り替えながら読み取る方式、の2種類に分ける。
さらに読んだ後、内容について設問に答えてもらう際に、(ア)文章を読み返さずに回答する(イ)文章を参照しながら回答する、という条件に分けて、正解率と作業時間の双方から作業効率を測る。
すると(ア)の場合はスクロール式のほうが優位だが、(イ)だとページ式のほうが正解率が高く、作業時間は短くて済み、全体的な作業効率も高かった(グラフ1参照)。内容を把握したり読み返したりするときに、「2ページ目の、あのあたり」といった構成感覚が、記憶の手助けをするからだ。